昨今何かと耳にする「SDGs」。今や就活生が企業に求めるポイントのひとつとなり、また企業活動における付加価値としても大変注目されています。このコーナーでは、まだまだ職場で取り組んでいない、よくわからないという事業主の方へ、今日から職場で取り組めるSDGsの実例を秘訣とともにご紹介します。
今号のSDGs実践例紹介:サンダイ技建株式会社 | ||
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きっかけ SDGsという言葉を聞いた時、「それは何だろう」という素朴な疑問からスタートしました。内容を知るにつれ、我々の事業や経営理念に当てはまるゴールがあるということがわかり、現場へ受け入れることができるようになったと思います。こうした活動は単なるボランティアでは続きません。経済的な数値目標があることによって、SDGsの取組は広がるのだということを実感しました。 |
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2つの秘訣 |
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結果 一番大きな収穫は、自社の経営理念について自信を持てたことです。SDGsのゴールの一つ「すべての人に健康と福祉を」のターゲットに「世界の交通死亡事故による死傷者を半減させる」という項目を見つけ、まさに弊社の経営理念と通じるものがあると喜びました。世界基準に沿っていること認識したことで、職場文化に変化があり、手掛けている新製品にもきちんろ意味づけを行うことができました。こうしたことから、小牧市のSDGs宣言、愛知県のSDGs登録制度を利用し、内外に自社の姿勢を打ち出しています。 |
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~ポイント~ 1⃣ 経営理念の再認識 2⃣ 受け入れる職場文化の醸成 3⃣ 新製品への意味づけ 4⃣ 自社の目指すものを内外に打ち出し全員が認識をする |
★具体的な取り組み
外国人技能実習生の受け入れ | 標識支柱接続における新しい修繕工法の開発 | ||||||
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技能実習生の受け入れを単なる労働不足解消の手段とはせず、実習生が母国へ帰国した際にリーダーとなれるよう、日本の安全品質と技術を身につけられるよう取り組んでいます。就業時間だけでなく、日常生活の中でも「具体的な夢」を語れる人材を育てています。 |
従来なら基礎ごと取り替える工法が当たり前だった標識やカーブミラーの修繕において既設基礎をそのまま活かせる工法を考案しました。(特許取得済み)これにより工期の圧倒的な短縮、コンクリートガラの発生を抑止したことにより、コストとCO2排出の削減を実現しました。 |
技能実習生の受け入れを単なる労働不足解消の手段とはせず、実習生が母国へ帰国した際にリーダーとなれるよう、日本の安全品質と技術を身につけられるよう取り組んでいます。就業時間だけでなく、日常生活の中でも「具体的な夢」を語れる人材を育てています。
従来なら基礎ごと取り替える工法が当たり前だった標識やカーブミラーの修繕において既設基礎をそのまま活かせる工法を考案しました。(特許取得済み)これにより工期の圧倒的な短縮、コンクリートガラの発生を抑止したことにより、コストとCO2排出の削減を実現しました。
★会社概要
サンダイ技建株式会社(小牧市弥生町14) TEL:0568-43-3221 HPはこちら | |
2000年に創業して以来、小牧市の近隣市町や愛知県を中心に道路標識・防護柵・区画線などの設計や設置工事などを行う。地域活動に情熱を持ち、企業活動を通じて「社員と企業」「企業と地域」が総合的に成長し、地域に愛され、地域になくてはならない「地域のコア的企業」を目指す。 |
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代表取締役 加藤 鐘三 |
★中小企業診断士のコメント
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一般社団法人中小企業支援ナビ代表理事 中小企業診断士 長谷川 雅彦 自社の経営理念が世界基準レベルだと実感できたことが、まさにSDGs活動の大成功モデルと言ってもよいでしょう。 |